泡盛と古代海水の時を越えた出会い
沖縄の全酒酒造所の泡盛46銘柄が集合した
ロマンあふれる一粒
より泡盛の味を楽しめる工夫とは?
特別感のある木箱を開けるとズラリと並んでいるのは、沖縄本島・離島にある全酒造所、46銘柄の泡盛BONBONショコラ。
ダークチョコのシェルに、泡盛と陸地珊瑚礁浸透古代海水(りくちさんごしょうしんとうこだいかいすい)を閉じ込めています。ダークチョコにした理由は、各酒造所が丹精込めて作り上げる泡盛の風味の良さを引き出すため。チョコレートの甘さを控えることで、泡盛本来の味を邪魔しないだけではなく、より味わい深くするショコラティエの技が光っています。
銘柄の豊富さ・帯について
沖縄には、離島を含み46ヵ所の泡盛酒造所があり、伝統的な製法で泡盛が造られています。各酒造所ごとに販売している銘柄もさまざま。すべての味を試飲したり、特徴を吟味したりするには時間が必要ですが、泡盛BONBONショコラなら少量ずつ、しかも幾つかの泡盛を一度に味わうことができ、気軽に泡盛を楽しめます。
木箱に入った選りすぐりの泡盛の種類の数は、なんと46種類。さらには、ボンボンショコラ一つひとつに、実物の泡盛ボトルのラベルを縮小し再現したシールも貼られており、本物さながらの包装になっています。
泡盛とは
泡盛とは、沖縄で飲まれている伝統的な蒸留酒のこと。製造工程は、蒸した米に黒麹菌を散布して造った米麹に、水と酵母菌を加えて発酵させ(全麹仕込み)、モロミを生成。成熟したモロミを単式蒸留気で蒸留することで、泡盛が出来上がります。
一般的には30度前後のアルコール度数のものが多いですが、20~25度に低くした飲みやすいマイルドな泡盛も好まれています。沖縄では水割りを好む人が多いですが、そのままロックで飲んだり、コーヒーやさんぴん茶割りにした泡盛を嗜む人もいて、飲み方はさまざま。バーなどでは、沖縄県産果実とコラボさせたカクテルなどが、オリジナルとして提供されていることもあります。
酒造所紹介
酒造所によって、泡盛そのものの味わいや香りはさまざま。なかには、流通が少なく希少価値の高い泡盛もあります。いくつかの酒造所を味わいとともに紹介します。
春雨/宮里酒造所……沖縄本島南部・那覇市にある酒造所。バニラのような甘い香りで雑味がなく、濃厚で芳醇な飲み口。一般酒とは思えないほど滑らかで、味わい柔らかな古酒のような喉越しが人気です。
瑞泉/瑞泉酒造……沖縄本島南部・那覇市にある酒造所。明治20年創業の老舗蔵元。古酒が10%ブレンドされた泡盛で、まろやかで飲みやすく、女性からの人気が高いのが特徴です。
萬座/恩納酒造所……沖縄本島・北部の恩納村にある酒造所。濃厚で独特な甘みと柔らかい喉越が特徴。萬座は酒造所の近くにある景勝地、万座毛より名付けられました。
白百合/池原酒造所……石垣島にある酒造所。製麹時間を長くすることで麹菌をより生育させた老麹を使用。爽やかな香りとまろやかさがあり、甘い味わいで、泡盛の中でも個性派と言われています。
どなん/国泉泡盛……与那国島にある酒造所。昔ながらの直下式釜蒸留を用いて作られる泡盛は、穀物系の豊かな香りが広がり、甘くまろやか。与那国島の祝い酒としても愛されています。
陸地珊瑚礁浸透古代海水について
泡盛BONBONショコラは、沖縄の地酒泡盛と県産のきび糖、そして、陸地珊瑚礁浸透古代海水(りくちさんごしょうしんとうこだいかいすい)をブレンドして、液体の状態でダークチョコに閉じ込めています。
陸地珊瑚礁浸透古代海水とは、沖縄の地下・地殻深層にある珊瑚礁からなる地層に約1万3500年前から閉じ込められている海水のことで、太陽光や空気、外洋の海水とも触れておらず、不純物が少ないのが特徴です。
また、サンゴ(造珊瑚礁)の豊富なミネラル分を含んでおり、資源密度の高い有用塩水とされています。
泡盛BONBONショコラは、太古の昔の海水と泡盛が遥かな時間を越えて一つになった、ロマンあふれるショコラです。
泡盛BONBONショコラのおいしさの秘密
グラスの縁に塩をつけたカクテルや日本酒を飲むときに塩を肴にするのを見かけることがあります。役目としては、お酒の持ち味をぐっと引き出す魔法のような役割を果たしています。
実は、この魔法が泡盛BONBONにもかけられています。というのも、陸地珊瑚礁浸透古代海水(りくちさんごしょうしんとうこだいかいすい)には、ミネラル分が豊富で塩分も含まれています。そのため、泡盛と古代海水をブレンドすることで、個性豊かな泡盛の風味をしっかりと感じることができるのです。
おいしさの秘密を、ぜひお楽しみください。